2019年10月6日(木)成城大学において、当会も後援団体に加わった下記イベントが実施されました。(終了しました)
科学技術社会論学会シンポジウム
生殖細胞および受精卵のゲノム編集と私たちの未来
-コンセンサスのあり方を問う-
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代表の柳原はシンポジウムの企画委員としてオーガナイズと運営に携わりました。当日は盛況のうちに終了しました。参加して下さった方々にお礼申し上げます。
これまで受精卵や胚の社会的地位は、ヒト胚を用いる研究のあり方や、胚の尊厳に対する抽象的な概念から議論されることが多くありましたが、それらが実際に「人」になる事態が現実化した今、受精卵・ヒト胚に関する問題は、もはや実験室に留まることなく、代理出産をはじめ「第三者の関わる生殖技術」と接続される段階に及んだと言えるでしょう。これらの問題についても、当会で議論していく必要性を感じています。(文責:柳原)