ハーグ国際私法会議への抗議活動

2023年の取り組み

ハーグ国際私法会議(HCCH)では、事実上の越境代理出産容認をもたらす草案を作成中です。当会も参加する、ICASM(国際代理出産廃絶連合)の参加団体をはじめ、代理出産に反対する各種女性団体が、そのような内容を撤回するよう、ハーグ国際会議の委員に陳情活動が行われてきました。

当該草案のワーキング・グループには、日本国内で大学教員を務める家族法の専門家も関わっています。当会では2020年に、この大学教員の方に充て、本問題に関する問い合わせをいたしました。残念ながら先方からの返事はありませんでした。

HCCHの草案作成はそのまま続けられました。状況を打開すべく、2023年11月には各国で反対運動を行う女性たちが集い、オランダ、ハーグの事務所前にて抗議活動が行われました。

幾つかの国の委員は、事務所前の女性グループに、デモンストレーションの後で会うことが可能かもしれないとの情報が得られたものの、残念ながらそれは実現しませんでした。当日その場に集いデモンストレーションを行った各団体の代表らの原稿は、ICASMにより、後日、国連の関係者に送付されました。

関係するウエブサイトはICASMのこのページを参照。

当日の写真はこちらから参照できます。